産廃物処理業の産廃WEBTOP > セミナー・研究会 概要 > [船井総研主催] セミナー情報 > 青果卸業経営者セミナー … 5月14日、5月28日開催!

[船井総研主催]セミナー 概要

営業利益率20%を稼ぎ出す驚くべきシカケとは?!

終了

 

●平成16年度からの市場法改正および平成21年度の手数料率自由化の波が来る…
●今のままであれば、間違いなく利益率は落ちてしまう…
●各地で産直ショップも増加してきている…
●農家の直販(ネット通販など)も増えてきている…
●農家が市場だけに依存しなくなった…
●お世話になっております。その結果、市場での取引が減少して、市場外取引が増えている…
●従来の卸業の存在が脅かされだした…
●扱っている商品についても、なかなか差別化できていない…
●付加価値のある、しっかりと儲かる商品が少ない…
●売ろうとすると、どうしても価格競争に巻き込まれる…
●安売りせざるを得ない…
●新規販売先の開拓もなかなか進まない…
●青果卸業界自体が、構造不況業種になりつつある…

こういう状況の下、二極化しているようです!

 

さて、青果卸業の経営者様の場合、大きく二極化しているように感じます。
一方は、現状の卸業のみでこのまま生き残っていきたいとお考えの経営者様。
もう一つは、時代の流れに応じて、何か新しいことにチャレンジしたいとお考えの経営者様。

実際は、おそらく8対2、あるいは9対1くらいの比率で、「現状の延長線上で今までの業態で
やっていこう!」という企業さまが多いと思われます。

自社生産をして、自社独自の商品を作り、自社独自の販売網を作ることです!

つまり…

商品を右から左へ流す従来型の卸売り業態ではなく、メーカー卸・生産卸敵な業態になることです!

具体的には…

農業生産法人を立ち上げて、自社農場を持ち、高付加価値の商品を開発し、ブランド化していくのです!

その具体的で効果的な手段として…

食品リサイクル事業に参入するのです!!

これより先、各ステップの詳細の一部をご紹介いたします。

●農業生産法人を立ち上げて、独自の農業展開を地元生産農家に示す!!

まず、自社で農業生産法人を立上げ、農業に取り組みます。
平均年齢65歳という農業者の高齢化が進む中、自社の仕入れは間違いなく困難になってきます。
さらに、商品の差別化を図っていきたいと考えても、既存の生産農家が新たな農業にチャレンジ
していくことは難しいのです。

このような状況の中、自社で独自の農業展開を行うことにより、成功モデルを示すことが何よりも
重要になるのです。
つまり、自社で農業技術を習得し、営農指導ができる体制を構築していくことになります。

●農業ビジネスの担当者は、若い素人を抜擢する!!

実際に農業ビジネスをはじめる際には、必ず若い素人を採用すべきです。
知識がなくて不安…というのももちろん分かりますが、プロはプロで今までの知識が邪魔をして、
素直に新しい農法を受け入れることが難しいことが多いのです。
そのため、「農業」や「自然」に興味がある素人の方が、成功しているのです。

●自社食品廃棄物を活用!生ゴミから肥料が作れる!?
儲かる農業ビジネスの成功のポイントは、『液体肥料の自社生産』だ!

農業ビジネスで成功するための重要なポイントとして、食品リサイクルへの取り組みが挙げられます。
通常は、農業資材として1~2割程度の経費がかかるところを、自社で生成される液体肥料を
活用することにより、経費削減が可能になります。

●液体肥料が優れている理由とは?

一般的な堆肥は、そのほとんどが未熟のまま肥料になっていることがあります。
一方、「液体肥料」の場合は、水槽の中で発酵させるkとで発酵効率が高くなり、良質な”液肥”を
生産することが可能です。
また、微生物によってアミノ酸に分解された液体肥料は、罷業価値が高く、作物の味を格段に
向上させることが可能です。さらに、農薬を使用しない農業展開が可能になっているのです。

●食品リサイクルビジネス展開

自社の食品廃棄物だけでなく、周辺の食品工場・飲食店等から食品廃棄物を受け入れ、食品リサイクル
ビジネスとしての展開を行うことで、更に高付加価値なビジネス展開が可能になります。

つまり、お金をいただいて良質な液体肥料の生産ができるということです。
有機肥料を使用した農業展開を進めていく上では、必ず取り組むべきポイントになります。

まさに、農業と食品リサイクルの各ビジネスは同時に進めることで、相乗的な付加価値をもたらす、
といっても良いでしょう!

●安売りしない、高品質な青果を生産する!!

昨今、中国の農薬問題、ポジティブリスト等の規制もあり、農産物の「安全・安心」が、よりいっそう
重視されるようになりました。
これからも、有機農薬不使用栽培の農産物に対する需要は高まる一方なのです。

今後、農業ビジネスに新規参入する場合は、有機・農薬不使用栽培に取り組んでいくことが重要に
なります。
つまり、極力手間をかけずに効率よく品質レベルの高い有機農薬不使用栽培の農産物を生産し、
付加価値を高め、決して安売りしない販売をしていくことがポイントになるのです。

液体肥料を用いた独自の農法では、追肥の流し込みを行うと同時に雑草対策にも役立てることが
可能であり、まさにローコストを実現した画期的な農法なのです。

●地域に根ざした農業ビジネス展開!

自社で生産した液体肥料を地元の生産農家にも供給し、地元液体肥料資産農家ネットワークを
構築していきます。
ネットワーク化することによって、生産農家とともに高品質な青果をより多く生産するシステムの
構築が可能になります。
少品種・高品質に限定した生産を行うことによて、大手直販ルートを構築することも容易です。

●地元生産農家サークルの立上げ!

生産される肥料を用いた新しい農法を自社で習得することはもちろんですが、地元生産農家の
方々への啓発も重要です。
生産農家サークルを立上げ、定例会を開き、使用時の問題点解決、成功事例研究、情報交換、
生産調整等を進めていく必要があるのです。

●自社で作った農産物を活用し、加工商品を作る!

自社で栽培した有機・農薬不使用栽培は、高品質でハンドリングも利くため、加工品として活用する
ことが用意です。
また、トレーサビリティ問題についても、自社生産・自社加工・自社販売のため、非常に明確に
行うことができます。
まさに「安全・安心」なオリジナル商品を消費者へアピールしていくことが可能になるのです。

●目指せ!自社プライベート商品のブランド化!

自社で栽培した農産物を活用して、オリジナルの加工品を作ります。
高品質かつ付加価値の高い加工品生産が可能になれば、ブランド化することも可能になるのです。

●例えばこんな加工商品

トマトジュース・ジャム・豆腐・漬物・惣菜・お弁当などなど・・・・
地元加工業者とタイアップすることで、幅広い商品開発が可能となり、自社の商品力アップが
実現できます。

●産直販売

無農薬で栽培した農産物・惣菜・加工品・無添加の各種食材・調味料。
地元の農産物については、基本的に旬のものを中心に扱い、その他は他地域から仕入れる。
また、各種加工品・調味料などについても可能な限り地元のこだわった商品を仕入れる。
直売所の強みである鮮度や、生産者の顔が見える安心な農産物に、消費者はリピーターとなっていく訳です。

●インターネット通販の活用!

船井総研では、こだわり農産物のポータルサイト『ベジくる』を立ち上げております。
全国各地における同様の取り組みで生産された、農産物及び加工品を中心に”こだわり農産物”だけを
扱うことを目的としたホームページです。

今後、”B to B”の流通専門サイトも立上げ、生産から販売までのトータル支援が可能になります。

●新規販売ルートの開拓

品種を絞って大量に生産した農産物は、新たに食品工場、飲食店、スーパー、ホテル等への
新規販売展開を進めることが可能です。
また、高品質であれば食品工場や飲食店、ホテル等からの指定買いもあり、安売りや競合への
心配もなくなります。
そうなると、自社農場や生産農家に対しても戦略的な生産が可能になってきます。

船井総研では、約6年前より食品リサイクルビジネスへの取り組みを現場に入り込んでご支援して
参りました。
以下の地図は、これまでの取り組みの中でご支援してきたところです。
最近になり、食品リサイクル法や農業の規制緩和等により、さらに事業展開内容の幅が広がり、
ますます需要が高まってきております。

 

■第一講座/12:30~13:30

『青果卸業における農業・食品リサイクルビジネス展開の斬新な取り組みとは!』
●農業ビジネスの成功ポイントは食品リサイクルビジネスとの両立!
●営業利益率20%を稼ぎ出す秘訣!
●各種食品リサイクル技術を徹底比較!
●農家が注目する液体肥料化技術の魅力とは!
●行政、地域住民と連携した独自の事業展開!

[ 講師 ] 株式会社船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループ
産業廃棄物コンサルティングチーム

■第二講座/13:45~14:45

『新規参入から仕入れ先開拓・販路開拓までのビジネス立上げ実践プログラム大公開!』
●新規参入に成功するための事前調査の全貌!
●廃棄物の排出元の見極めと開拓ノウハウ公開!
●液体肥料と農産物の販路開拓法!

[ 講師 ] 株式会社船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティング グループ
産業廃棄物コンサルティングチーム>

■第三講座/15:00~16:10

『先進事例情報を公開!』
●本格的な農業展開を行うH道K社の先進事例!
●地域密着型展開を進めるS県A社の先進事例!
●食育展開まで見据えたT県N社の先進事例!

[ 講師 ] 株式会社船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループ
産業廃棄物コンサルティングチーム

■第四講座/16:15~17:00

『農業・食品リサイクルビジネスでの儲け方!』

●参入に成功する考え方・進め方!
●成功する企業の条件!
●まとめ!

[ 講師 ] 株式会社船井総合研究所 部長 執行役員 菊池 功

 

株式会社船井総合研究所 
部長 執行役員  菊池 功
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