産廃物処理業の産廃WEBTOP > セミナー・研究会 概要 > [船井総研主催] セミナー情報 > 新製品開発&新規事業開発セミナー … 6/17、25開催!

[船井総研主催]セミナー 概要

"環境・エコロジー"をテーマにした…新製品のネタを教えます! ~新製品開発&新規事業開発セミナー~

終了

 

時流だからでしょうか?

「”環境・エコロジー”というテーマで、新製品開発・新規事業開発をしていきたい!」という企業が
増えてします。
しかし、あまりにも漠然としていて「これ!」と言った決め手になる新製品ネタが生まれてこないのが
実態と思われます。
検討しているけれども、思うように進まないことも多いようです。

 

そこで、ここに船井総研に持ち込まれている具体的な相談事例をご紹介いたします。

 

司会 ― 本日は匿名ということで、電機機器メーカーのT社の開発部長Hさんがお越しくださいました。
H部長、この度のご相談はどのようなものでしょうか?

H部長 ― はい、まず、我々の企業の該当をご説明いたしますと、年商300億円、営業利益率はほぼ
5~10%です。
今扱っている商品で一定のシェアは取れています。
したがって、今、現在の関しての不安はありません。
しかし、将来のことを考えると、新製品の開発イメージがハッキリせず、不安になっています。
「3~5年後以降、今のままでは良くないだろう…」と。
そこで、将来の新製品を開発する際、”環境・エコロジー”というテーマでいろいろと
検討しているところです。

司会 ― 実は、御社のような課題を持っている企業様の話をよく聞きます。
現在の延長線上では、将来が不安で何とかしなければならない。
そこで、時流を考えると”環境・エコロジー”のテーマで何か開発できないか?
そう思っている企業様が多いようです。

菊池 ― 本当に多いですね。
但し、まず”環境・エコロジー”分野といっても、とても幅が広いんです。
例えば、大分類で言うと、エネルギー関連・廃棄物&リサイクル関連・水関連・土壌関連・
空気・大気関連・エコ製品関連・サービス関連と7つに分かれており、また、その7つの
大分類の下に80~90の中分類、そしてその下には約300の小分類に分かれています。
また、私の言っている”環境・エコロジー”は、省エネ化・省力化・省人化・省スペース化…を
含んでいます。したがって、”環境・エコロジー”は全ての業種・業態にあてはまることであり、
決して特別な業界・テーマではないんですよ。

司会 ― なるほど、まずは製品開発する前に自らが”環境・エコロジー”ビジネスをしっかり整理して、
分類・把握すべきなんですね。

菊池 ― そうです。
ところでH部長、この分類の中でどれが一番ご興味ありますか?

H部長 ― そうですね、この中では、水関連ですかね・・・。

菊池 ― 現在、水関連でユーザーのニーズが高いのは、例えば上水の水の低分子化・低クラスター化・
凝集剤不使用の水処理システム、排水の脱色化などがあります。
他には例えば、自動車業界の場合、車体塗料が昔は油性塗料で、それにあわせた形で排水処理
システムも作られていました。
しかし、今では車体塗料は水性の塗料になっているのに対して、排水処理システムは水性塗料に
合わせた処理システムになっておらず、対応が遅れています。
さらには、法規制も厳しくなっています。そうすると、まさにこの対応の遅れのところに
ビジネスチャンスがあるわけです。
つまり、技術革新があるところ、法規制のあるところにビジネスチャンスが生まれるのです。

H部長 ― 船井総研では、どうしてそういうことが分かるのですか?
我々は、ユーザーニーズがなかなかつかめません。

菊池 ― その理由は、うち(船井総研)がユーザー現場に入り込んで情報を収集できる仕組みを
持っているからです。新製品開発というと、開発者視点になりがちですが、あくまでも
ユーザー視点が大事で、ウチはそのシステムが整っています。
日々リサーチ業務をして、ユーザーに向けてヒアリングし、データベース化しているのです。

H部長 ― 日々、そういう業務をしているからユーザーニーズを把握できるのですね。
ウチのような開発型企業では、なかなかユーザー現場の声を整理できませんからね。
ところで…いくらマーケットニーズを把握したとしても、それを開発するのにウチ(H社)
にはその基本技術がないのですが…

菊池 ― それに関しては、ベンチャー技術を利用するというのが一つの解決策です。
船井総研では、日本最大級の環境専門サイト「エコウェブネット・ドットコム」を運営しています。
このサイトを通じて、約5,000社のベンチャー企業nのネットワークを持っています。
全て自社開発が理想ですが、ベンチャー技術を活用して共同開発するということもお薦めします。

H部長 ― これもすごいですね。船井総研では、マーケットニーズと技術シーズ情報の両方を持っている
んですか…。

菊池 ― その通りです。

H部長 ― 私もいろいろなコンサルティング会社を利用したけれども、これほどまでに
“環境・エコロジー”のマーケット情報、シーズ情報に特化している会社は初めてです。

菊池 ― 我々には、2,000年から環境に対する情報を調査・研究・開発をしてきた長い蓄積があります
からね。

司会 ― H部長、他にお聞きしたいことはありますか?

H部長 ― はい。先ほど、私は水関連に興味があると言いましたが、エネルギー関連や廃棄物&
リサイクル関連だとどのようなマーケットニーズがあるのでしょうか?

菊池 ― 例えば、エネルギー関連だとマイクロタービンエンジンの小型化、慣性運動を応用した
発電装置、樹脂素材の分別(PS・PE・PP・ABS…そして塩ビ)、廃食油からバイオディーゼル
燃料を江資産する時に副産物として精製されるグリセリンの処理・分解、水素ガスの燃焼制御
などがあります。
廃棄物&リサイクル関連だと、下水汚泥のリサイクル、レアメタルの抽出、アスベストの常温
無害化、無機塗料廃液の水処理(脱色)とスラリーの除去、焼却灰に含有する重金属の安定化・
固定化、塩素系有機廃液のリサイクル、金属研磨後の廃液に含有するスラリーの除去などが
あります。

司会 ― ところでH部長、御社では開発後の営業体制はどうなっているのですか?

H部長 ― もちろん、既存製品の営業体制はかなり整備されているのですが、新規開発・新規事業の
場合、実はウチに営業力がないという問題があるんです。
ウチは元々、開発&製造企業であって、営業会社ではないので…

菊池 ― そうですよね。大手企業は別として、開発&製造企業様の場合は営業力でガンガン売っていく
体質ではないところが大半でしょうから…。
でも、いろいろやり方はあります。
例えば、水関連マーケットであれば船井総研では、工場向けの水処理対策セミナーを主催する
機会があるので、御社にそのセミナーに参加していただくことも可能です。
そうすることによって販売のための売り込みではなく、御社が直接ターゲットとする
エンドユーザーに提案することができます。

H部長 ― 売り込みの営業ではなく、エンドユーザーの立場に立ったコンサルティング営業で売って
いくんですね。それが出来れば理想的ですね。

菊池 ― まあ、これはほんの一例に過ぎません。
全くの新しいマーケット業界でも、いろいろな新規開拓営業の手法があるのです。

H部長 ― それは心強いですね。船井総研さんでは、新製品のネタ出しから具体的な製品企画・開発、
そして販売に至るまでのトータルなノウハウとネットワークをお持ちなんですね。

菊池 ― ただし、H部長。
環境ビジネスマーケットニーズと技術シーズを把握しても、それらが御社に合うとは
限りませんよ。
従って次のステップとは、御社独自の得意分野は販売ルート、競合状況などの分析を
された方が良いと思います。

H部長 ― なるほど、マーケットニーズはある、技術シーズもある。しかし、それらが自社
(開発企業の社風・体質)に合うかどうかとは別問題なのですね。

菊池 ― まずは、開発企業様に対して、経営トップヒアリングは開発者ヒアリング、営業マン
ヒアリング、工場スタッフヒアリングという形で個別面談して、それぞれの意向を
確認しています。
それと、非常に有効なものは販売先ヒアリングと競合他社ヒアリングです。

司会 ― 販売先に対する面談ヒアリングや競合他社(ライバル企業)への面談ヒアリングも
されるのですか?

H部長 ― 例えば、ウチの競合他社へのヒアリングなど出来るのですか?

菊池 ― ええ、もちろん!!
私どもはメーカーでもなく、販社でもなく、第三者的なコンサルティング会社なので
そういうことが可能なのです。
これがかなり有効的なのです。まあ、具体的にどうやるかは、企業秘密ですが…(笑)

H部長 ― そうですよね。
御社はコンサルティング会社なのですから、むしろ御社の得意分野なのでしょうね。
第三者の目で内部を見ていただいて、顧客の本音も聞いていただいて、かつ、競合
他社の動きも調査していただくわけですね。

菊池 ― そうです。そういう診断・調査を踏まえて、「開発戦略」→「製品戦略」→「顧客戦略」
→「販売戦略」を構築して、そして、「事業計画(数値計画)」に落とし込んでいきます。

司会 ― ところで菊池部長。
今度、「新製品開発&新規事業開発セミナー」と題して、「”環境・エコロジー”をテーマ
にした”新製品開発のネタ”」を発表されるのですよね。
そのセミナーでは、今回お話していただいた内容について、もっと詳しいお話が可能なの
でしょうか?

菊池 ― その通りです。
セミナー自体は、6月17日と、25日に予定しております。

H部長 ― 本当ですか!
是非、私もお伺いしたいと思います。なんとしても、ウチも新製品開発を
成功させなければならないので、有益な情報を貪欲に吸収したいのです。

司会 ― では、H部長、次回はセミナーにもお越しいただくとして、またお話させていただければと
思います。本日はありがとうございました。

H部長 ― いや、こちらこそありがとうございました。
セミナーを楽しみにしています。

新規事業開発・新製品開発を考えている方の声から生まれた”環境・エコロジー”をテーマにした
「新製品開発&新規事業開発セミナー」のお知らせです。

・・・も、同時に取り上げていく予定です。


■第一講座
『環境ビジネス最前線情報&将来予測!』
~今、売れている製品はこれ!3~5年後、そして10年後に売れる製品はこれ!~

■第二講座
『異業種からの環境分野参入事例の紹介!』

■第三講座 ※特別講演

カーボンフリーコンサルティング株式会社 代表取締役 中西 武志 氏

■第四講座
『新製品開発&新規事業開発のネタ』
~”環境・エコロジー”をテーマにした具体的に売れる製品はこれ!~

■質疑応答・ディスカッション/16:30~17:30
『特別企画!集団コンサルティング! ~希望者のみ先着申し込み10社様限定~』

 

カーボンフリーコンサルティング株式会社 
代表取締役  中西 武志 氏
Copyright © Funai Consulting Incorporated All rights reserved.