RPFとはRefuse Paper & Plastic Fuelの略称で、産業廃棄物の中のマテリアルリサイクルが困難と判断された非塩素系の廃プラスチックと古紙、木屑などを原料にした高カロリーなリサイクル固形燃料です。
含水量が低く、貯蔵特性に優れ、発火の危険性も低く、熱量の調整も容易です。化石燃料(石炭、コークス、重油)の代替品として非常に注目されています。現在製紙工場や製鉄所でボイラー燃料として利用されています。
RPFときくと三重県で爆発事故をおこしたRDF(Refuse Derived Fuel)と勘違いされる方もいらっしゃいます。RDFも同じくボイラー燃料として利用されております。RDFは家庭から出るゴミを原料にしているため、発熱量が低く成分が安定しないなど問題点が多く利用しにくいリサイクル燃料であるといわれております。反面RPFはRDFに比べ成分を一定にしやすく使い勝手がいいため積極的に利用されるようになってきました。