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[船井総研主催]セミナー 概要

鉄・非鉄スクラップ卸売業経営者セミナー … 10/23開催!

終了

相場下落の序章!5年後も勝ち続ける企業に向けて「自社」を180日間で生まれ変えさせろ!

相場下落?バブルの終焉?会社の今後の方向性を考え直す時期!

鉄・非鉄卸売り業界には、最近こんな疑問があるのではないでしょうか?

【7つの疑問】

  • 1.ついに相場が下落、いつ買いに走れば?ホントにもう買いに走っていいのか?
  • 2.相場が戻ると業界内では言われているけど、いつ、いくらまで戻るのか?
  • 3.建設業界不振でスクラップの市中発生量はどこまで減るのか?
  • 4.製造業・小売業ともに明らかに不振が続いている。仕入先の工場から発生するスクラップは、今後減るのか?どこまで減るのか?
  • 5.業界大手企業の勢力拡大!いつ自社のエリアに参入してくるのか?
  • 6.現在の仕入先をしっかり守るためには、どうすればいいのか?
  • 7.今何をすべきか?設備投資?社員教育?営業強化?異業種への参入?海外進出?それともじっとしていた方が良いのか?

以上のような7つの疑問は少なからずお感じのことでしょう。
過去に経験のない短期間での相場下落率、将来の相場は誰も予想がつきませんが、ひとつだけ確かなことがあります。
今までと同じことをしていたら、絶対に勝ち残れません!!

以上の不安・疑問を解決するには・・・・
再度、しっかり現状を把握し、自社の今後の方向性を明確にするべきです!
では・・・どのように考え、進めれば良いのでしょうか?

どんな業種であろうと、企業の成長を停滞させる「壁」が存在します!
その主な原因は2つ・・・

■それは、「組織の壁」と「経営戦略の壁」です。

 

下の図、「成長のS字カーブ」をご覧ください!

 

企業には、業種を問わず成長のS字カーブというものがあり、それが図表①の通り順調に成長している企業がaの地点まできたあとに、bの地点まで穏やかになるタイミングが出てきます。
そして、再びある機関(A)を経てまた成長の兆しが出ています。

企業によって変わってきますが、aの地点を仮に30億円と設定します。
30億近くまで安定的に成長してきたものの、ここで業績の成長がゆったりしたものに変わり始めるポイントがあります。

このゆったりした成長期間で何を考え、何を実行するかで、その後伸びるか落ちていくかが決定されます。
このポイントこそが「壁」です。
その壁は、企業によって「組織の壁」の場合もあれば「経営戦略の壁」の場合もあります。
また、両方の「壁」が同時に現われる場合もあります。

この「壁」の存在を意識し、その「壁」の乗り越え方を覚えてしまえば、「壁」をうまく切り抜け、次の成長への切符を手に入れることになるのです。

 

勝ち組企業は皆こうしてきた!「組織の壁」の乗り越え方

『社長、あなたの会社は大丈夫?』

  • □オーナー企業でワンマン体勢である
  • □オーナー以外はフラットな組織体系であったり、また、ヤードの工場長も目利きができることで選んだり、年功者にその役職を与えていたりする
  • □ベテランの職人幹部ばかりで、いわゆる「右腕」が育っていない
  • □もちろんこれまでは、まじめに休まず黙って運ぶだけ、プレスやギロチン、シュレッダーさえ運転してくれrば良かった
  • □気がつくと、後継者が育っていなかった
  • □期待していた有能な社員が突然、「退職したい」と言ってきた
  • □過去は従業員の考えていることも伝わったが、最近は何を考えているのか分からなくなり、またトップの考えていることも伝わっていないと感じることが多くなった
  • □営業はトップ自らの「カオ」と「クチ」による営業で通してきて、本来の攻めの営業人員が不在であった
  • □新しいことを始めるのに、トップのカンだけで進み、実施の中心になれる人材がいない

上記にひとつでもあてはまる企業様は、かなり要注意です。
相場の高騰で特別大きな変化なく粛々と業務をこなせば、収益が上がっていたのがここ数年でした。
しかし、今後の相場下落により、成長が鈍化していく今こそ、大きな変革と挑戦を行うために勝ち組企業への準備が必要になります。
そのためにも、時間・金・情報を投資できる今は「人と組織を強化し」し、次の成長への仕掛けに絶好のタイミングなのです。

勝ち組企業の具体的取組!

1.本当に自社を知っているか?改めて、徹底的に自社を知る!

 

これから伸びるとはじめた企業、得意と思っていた事業、いつも頑張っている事務員、マナーが良く顧客受けの良いドライバー、効率の良い配車、新規を伸ばす営業マン。
しかし、本当は真実が逆だったら…
実は自社の分析ができていない企業が本当に多いものです。
特にふたつの視点、外部と内部については改めて見てほしいと思います。

『設計図を作るために、まず自社を知ること!』

それも、単なる財務分析などだけではなく、例えば…

●外部:市場分析、商圏分析、競合分析
●内部:顧客分析、数値分析(売上・回収・工場)、営業分析、内部統制状況、社員意識…

などなどの社内上の数値から人までをひっくり返し、もう一度見つめなおすところからスタートします。
ここで最悪でも、そんな意識がなくても構いません。
まずはスタートラインに丸裸で断つことがスタートなのですから。

2.トップの意識を変える!真の中長期ビジョンをつくりだせ!

 

うっすらでも将来を考えていない経営者はいません。
「もうすこし広い場所が欲しい」
「新しい設備が欲しい」
「こんな事業に乗り出そう」など、次から次への社長の想いがあふれ出す。

しかし、進まないことが本当に多い。
なぜならば、数字に落としこまれていないからです。
状況がどうなっているのか分からないから作れないということはありません。
現状の姿から想定される市場において、どのように戦っていくかを決めるだけです。
10年後のために5年後があり、5年後のために4年後や1年後があります。

3.会社の価値観を確立させよ!浸透させよ!

 

「何故こうなってしまったのか…」
「何故俺の気持ちが分からない…」
「従業員が少なかったときは楽しくやっていたのに、業績の伸びる中で社員の気持ちが分からなくなってしまった」
これらの原因はの多くは、社長の価値観が伝わっていないことです。
昔は、仕事のあとで一緒にビールを飲みながら語り合ったことで社長の価値観は痛いほど伝わってきたが、今は果たしてどうなのか?
いま一度、価値観を明確にしてみましょう。
そして心から伝えてください。
ここが解決されなければ、決して先には進めません。

4.トップ、幹部、管理者の役割と権限と責任を確立させよ!

 

「何故幹部が育たない?」

年功序列型、過去の功績に対して与えた役職は、職員型幹部を生み出し、幹部自身も本人も苦しむ傾向があります。
そして、一番苦しむのが、社長自身です。

だからこそ、求めるべき能力を明確にし、それができる人に役割を与えなければなりません。
そして責任だけを与えず、それを果たすことのできる権限も備えさせることを忘れてはなりません。

5.育成だけを押し付けるな!評価と賃金を連動させよ!

 

育成と教育が重要なことは誰もがわかっていても、試行錯誤するのが教育。
それゆえ、場当たり的なセミナーに参加させるケースが多々あります。
しかし、効果は芳しくない。

これは、従業員に目的や目標、そしてやりがいを与えているか?ということに尽きます。
育成のためには、まず必要となる能力を業務や役職ごとに明確にし、それを達成させること。
そしてそれが、誰に目にも分かりやすくあり、目標にならなければ機能しません。

そして、さらにそれが賃金にも連動すること。
求めるだけでなく、達成することをやる気につなげていき、さらに頑張れる仕組みが必須です。
鉄・非鉄スクラップ卸売り業ならでは、そして自社ならではの評価制度を作らなければならないのです。

6.採用、教育、育成を一体化させた「人の経営計画」を作りだせ!

 

「人が採れなくなった」
「ドライバーは採用できても、将来の核になる人が採れない」
といった言葉が、最近特によく聞こえます。

はっきり言って、この先はさらに厳しくなってくる。
人の二極化が進んでいること、大企業が採用を強化していることから、良い人材を採ることは本当に難しくなっています。

しかし、経営計画をつくっても人がいなければ始まりません。
将来の設計図がつまずく大きな理由がここにあります。

つまり、強固な基盤を持った組織にし、勝ち組企業にする時には、幹部の数も相当数が必要になり、採用後から幹部社員になるまでの育成の時間も必要となります。
だからこそ、自然と経営計画と連動した「人の経営計画」が必要となるのです。

7.チャレンジする土壌をつくる!抜擢せよ!そして事故改革型組織へ!

 

ひょっとすると、「伸びる芽」をつぶしていませんか?

良い人を採用しても、つまり良い種を仕入れても良い土壌がなければ、種は芽を出しません。
つまり、採用と同時に土づくりをしなければなりません。

そのためには、「仕組み」や「仕掛け」、そして伸びる芽が伸びやすい環境をつくることが、経営者の仕事です。
抜擢も必要となり、そしてその土壌ができた時には会社が良い方向に変わり始める時となります。

8.全社員が営業の意識を持つ!ドライバーとジムのセールス力強化!

 

営業、ドライバー、工場勤務、事務員、全ての社員が役割は違えど、お客様に接する機会があります。

しかしながら、他の業界と比べ、お客様に対する接し方にバラつきがあり、全体的に営業の意識やサービス精神が低いと感じます。

特に、ドライバーこそが毎日顧客と顔を合わす窓口であり、事務の人が顧客の受付です。
セールスといっても何も、モノを売る必要はありません。
顧客への情報発信、顧客との連絡係となり、顧客からの情報回収をすれば良いのです。

そして、営業は既存対応から、新しいことへの取組みへとシフトしていくことが、現在の勝ち組企業の取り組みです。

9.マニュアル化せよ!そしてマニュアルから抜け出せ!

 

一見、矛盾しているようですが、人の出入りも多い鉄・非鉄スクラップ卸売り業には必要なことです。

マニュアル化により、最低品質を保てる業務レベルを目指す。
セールスドライバーマニュアルを作ったり、電話対応マニュアル、営業マニュアルを作り、これまで各人の頭の中にあるノウハウを会社のものとする。

そして、最低レベルを全員が保てるようになれば、次は脱マニュアル化として、臨機応変に対応ができるようにならなければなりません。
「型破り」と「型なし」は、大きく違います。
勝ち組企業を目指す企業様は、人員数も多くなることから、このステップを会社が作成する必要があります。

10.社内オペレーションを強化せよ!

 

一部の知識ある人間が、「このように分別すると儲かる」、「こういった商品で出荷すればより高い利益を取ることができる」という過去の経験から判断し、部下に指示を出すといった構図だけでは、市中発生量が減少する今後の競争化で勝ち残るのは難しくなります。

社員一人一人が商品知識を持ち、経験値だけでなく数値化された分析結果を元に、どういう商品にするのか考えさせることが必要になってきます。

また、それが知識をレベルアップさせることにより、問題意識を持って業務にあたることができ、業務改善につながるような提案も上がってくるようになります。
このようになれば、収益性も上がってきます。

社内でかかるコストの削減を図りか価格競争になっても競合に負けないオペレーションを構築してください。
つまり、価格変動が起きてもそれに耐えられる体制を今のうちに構築することが競争力を強化します。

11.ただの御用聞き、職人営業を抜け出せ!

市中発生量が減少する中、生き残り、勝ち組企業になるためには、価格以外で差別化できるものを作るか、もしくは切れない関係をあらゆる面で構築しなければなりません。

スクラップを貰うだけの関係から、サービスなどを販売したり、先方の欲しいものを供給する関係、システムを導入して離れられなくなる関係、可能性は顧客や地域により様々です。

通って、飲ませて、食わせて、という営業から、仕組みによるコンサルティング営業が必要に迫られています。

もちろん、全ての企業が全てには当てはまりません。
しかし、上記のポイントは今後の勝ち組企業への必須の要素です。
是非実施していただき、「壁」を突破してください。

 

受注量増大のための新営業手法&新規事業!

【セミナー営業】

 

■優良顧客に対する謝恩セミナー&見込み顧客開拓セミナー

優良既存顧客に対して、どのようなサービスをしたら良いか?それは、情報提供です。
顧客が求めている情報を伝えるための謝恩セミナーを開催し、自社との関係をさらにアップさせる仕組みづくりが重要であり、セミナーはそのいち手段となります。

【ホームページから直接受注する】

 

■ホームページの有効活用
新規で顧客を獲得するには、ホームページの有効活用があります。
「インターネットって苦手なんだよね」
「ホームページはあるけど、なかなか機能していない」
「ウチにはほー無ページなんて必要ない…」
と思われている経営者様が多い中、ポイントさえ抑えればホームページからの受注は難しくありません。
ホームページの立上げはリスクの低い投資、そして参入です。

【その他・・・】

 

個人をターゲットとした資源回収、排出元への直接営業、ニュースレター、現場見学会…

【工場を主要取引先としている企業様は…】

 

■取引先にあわせて、まだまだ取引先が取組んでいないリサイクル事業!

【建設関連企業を主要取引先としている企業様は…?】

 

■自社でアスベスト除去・解体・中間処理の一貫請負事業!

【その他・・・】

 

手ばらし事業、CO2削減(カーボンオフセット)事業、バイオ燃料(ヤトロファ)事業・・・
※これらはほんの一例です…。
実は、現在の取引先に対して、いろいろな食品リサイクルの提案ができるはずです!
表現は悪いですが、今こそ単なる「問屋」からの脱皮を目指し、取引先に対して、取引先が喜ぶような提案営業=コンサルティングをしていくべきなのです!

「鉄・非鉄スクラップ卸売業経営者セミナー」のお知らせ

船井総合研究所では、これまで本気で業績アップを目指す鉄・非鉄スクラップ卸売業、古紙卸売業、廃棄物処理企業の経営者様のみに業績アップのためのノウハウを提供してまいりました。
そんな中、資源高騰により業績が上がっていたものの、ついに相場の下落が起きているこの時期だからこそ、さらなる業績向上のための一手を売っておかなければいけない!
しかし、何から手をつければ良いかわからない。

と、悩んでいる経営者様を多く見受けます。
いろいろな成功事例、失敗事例を目の当たりにし、ますます、今だからこそ取組まなければならないことが見えてきました。

そこで今回は、特別にそのノウハウを一挙大公開すべくセミナーを実施することを決めました。
このセミナーで対象としたいのは、

  • ●本気で会社を変えようという意欲のある鉄・非鉄スクラップ卸売業の経営者様
  • ●改革により競合他社との差別化を熱望している鉄・非鉄スクラップ卸売業の経営者様
  • ●多少は手間どっても「壁」を乗り越え、勝ち組企業に残る!という情熱を持った鉄・非鉄スクラップ卸売業の経営者様

今回のセミナーでは、市中発生量の減少と相場下落の市場環境に不安を抱えている経営者様にとっては、自社の取り組みへのヒントが必ずあります。
5年後、10年後を見据えたき業の方向性を確立するとともに、明日からすぐに一つでも何か取り入れてやろうという熱い思いをお持ちの経営者様のご参加を心よりお待ちしております。

今回、10月23日(木)に、鉄・非鉄スクラップ卸売業経営者セミナーを行います。
今回のセミナーでお伝えしたい内容のほんの一部をご紹介すると…

  • ●鉄・非鉄スクラップ卸売業界の今後!
  • ●鉄・非鉄スクラップ卸売業経営者様が進むべき方向性!
  • ●5年、10年を見据えた中長期経営計画の立て方!
  • ●短期間で人と組織を生まれ変わらせる具体的手法!
  • ●短期間でバリバリ稼ぐ体制を構築する驚きの手法!

皆さまのご参加をお待ちしております。

講座内容
第1講座 13:00~13:50
●鉄・非鉄スクラップ卸売り業界の2009年大胆予想!
●相場下落の序章!今後の業界を襲う新しい波はこれだ!
●勝ち残る企業の方向性とは!
●勝ち残る経営者の必須条件!

 

【講師】
株式会社船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループ
第2講座 14:00~15:15
●勝ち組企業の事例から徹底紹介!
●今だからこそ取組むべき現状分析!
●鉄・非鉄スクラップ卸売り業の中長期経営計画の立て方!
●鉄・非鉄スクラップ卸売り業の組織力強化はこれだ!

 

【講師】
株式会社船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループ
チームリーダー 貴船 隆宣
第3講座 15:30~16:30
●組織力強化の具体的手法徹底公開!
●180日で組織を強化するための道筋!
●組織力強化後の営業戦略
●自社でもできる受注増大作戦!

 

【講師】
株式会社船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループ
第4講座 16:30~17:00
『本日のまとめ』
●明日からとすぐに取組んでいただきたいこと
●取組むべきポイントの整理

 

【講師】
株式会社船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループ
チームリーダー 貴船 隆宣
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